大東福祉会について
大東福祉会理事長就任の挨拶 中井 勝
このたび先の理事会におきまして、皆様方から理事長のご選任を頂き、身に余る光栄でありますとともに、責任の重さを改めて感じ身の引き締まる思いであります。 この社会福祉法人大東福祉会は、旧大東町城東地区の保育需要の増加に対処するため、城東保育園を開設する目的で昭和52年に設立されました。今年3月には、大東地域3番目のきとうこども園が完成し、最新の設備を整えた施設環境のもと3つの幼保連携型認定こども園が整備されました。大東地域の保育と就学前教育を一手に担う大変重要な役割を負う法人となりますので、地域に密着した開かれた魅力あるこども園となるよう全職員と共に取り組んで参ります。一方、需要の高まる高齢者の生活介護と福祉支援事業を「大東苑」と「くにやす苑」の2ケ所の特別養護老人ホームで運営すると共に養護老人ホーム「小笠老人ホーム」の指定管理を受託し、地域の皆様方の暮らしと関わりを持つ社会福祉法人となっております。 このような中、3年以上に及んでいるコロナ禍の影響や社会経済情勢の変化に加え、津波浸水区域である「くにやす苑」の内陸部への移転建て替え問題や老人福祉施設の老朽化対策等、法人運営は大変難しい課題を抱えております。 公設民営で始まった地域の方々と共に生きる社会福祉法人でありますので、今後も健全運営に努め地域の人々の福祉の向上に応えるため、全役員・全職員に協力を願い乗り越えて行かなければならないと考えております。もとより浅学菲才の身ではありますが、私なりに微力を最大限活かし、努力して参りたく思っておりますので、前任者同様皆様方の温かいご指導・ご鞭撻に加え、ご支援をお願い申し上げ就任の挨拶とさせていただきます。